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2006年01月23日

センター試験は波乱続き(3)

事態は少しずつ広がっているが…
今日の朝に書いた記事の続き。大学入試センターやマスコミに電凸(「電話突撃インタビュー」が語源で、個人が企業などに対して電話をかけて意見を述べる行為)に及ぶものが多発したらしい。その影響があってかどうかわからないが、毎日新聞と読売新聞で早速「理科I・理科IAのトラブル」が取り上げられている。しかし、大学入試二次試験の出願までに問題が解決しなければ意味がないので、このマスコミでの扱われ方は救済措置を望んでいる人たちにとっては物足りないものだろう。21時台からYahoo!トピックスでトップ記事(ホリエモンの記事の次!)に掲載されているから、盛り上がるとすればここからか。
(参考:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060123-00000315-yom-soci
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060123-00000119-mai-soci
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060123i315.htm。毎日新聞はYahoo!ニュースより)

リスニング問題の扱いは大学ごとに個別に判断?
リスニングの問題に関しても、公式見解ではないものの河合が「リスニングを点数に算入しない大学では筆記のみの点数でも可…」としているのに対して代ゼミが「英語を受ける受験生は筆記とリスニングの両方を受験すること…」としていて意見が分かれている。また大学入試センターに電凸した者の報告では、大学には「英語」としての点数として伝えられるのではなく、「筆記」の点数と「リスニング」の点数は別個に伝えられるとされている(これは国語で「現代文」「古文」「漢文」の点数がそれぞれ別個に伝えられるのと相同である)。そして、「リスニング」を未受験の受験生の「筆記」のみを有効とするか科目数不足のため失格とするかは、「センター試験の点数をどう利用するかはそれぞれの大学の判断に任されている」ということになるようだ。

大学入試センターは沈黙を貫いている
第1日のリスニング用ICプレーヤーの不具合が多発したときはすぐに記者会見を開いて釈明などを行ったが、今回の理科選択トラブルに関しては大学入試センターは一切コメントをしていない模様。平成8年までの教育過程(これを「(旧)旧課程」と呼ぼう)と平成9年からの教育課程(これを「(現)旧課程」と呼ぼう)の試験問題で平均点が20%も差が開いた数学問題では結局その年は一切救済は無かった。代わりに翌平成10年から例の「科目間の得点調整」の制度が再び導入されている。今年も救済措置はなく、もし「誤って理科IAを受験した者に対して理科Iでゼロ点を取ったものと扱うことを認める」ような救済措置があったとしてもそれが使えるようになるのは来年のセンター試験から、ってことになる可能性もあるように思えてきた。
(参考:http://www.dnc.ac.jp/old_data/suii3.htm

大学が個別に対応する可能性はある
この平成9年大学入試センター試験は予備校でバイトしていた僕も最も悪名高きセンター試験として様々な伝承を聞かされた(例:新旧教育課程の平均点の乖離、別科目である「国語I」と「国語I・II」が同じ冊子に掲載されたために誤って「国語I」を受験する受験生が多発、記憶力重視から考える力を重視しようとした一部の偏向した圧力によって珍問奇問が多発、前年に得点調整の廃止を唱えたとたん難問続出日本史と常識問題続出の倫理・現社で平均点差が5割増も差がついてしまった矛盾…)。その時は特に国語で科目の選択を失敗した人が多かったようだが、今朝の記事にも書いたように大学が個別に対応策を打ち出す可能性はある。もし科目選択を失敗した受験生がいれば、ぜひ志望大学の入試課に問い合わせてみることをお勧めする。

2006/01/23(月曜日)22:24

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