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2005年09月23日

『フェルマーの最終定理』

夏休みに買ってから、時間があるときに少しずつ少しずつ読んできた本をようやく読み終えました。タイトルはお堅いけれど、なかなかよかった。高等数学を学んでいない人でも読めるし、難しい数式がズラズラ出てくるようなことはなく、ワイルズが最終定理を証明するまでの努力や苦悩なんかを描いた本。あるいみ、冒険小説なのだ。

4105393014フェルマーの最終定理―ピュタゴラスに始まり、ワイルズが証明するまで
サイモン シン Simon Singh 青木 薫


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とはいえ、やっぱり最低限の言葉の意味、たとえば「微分と積分ってどういうもの?数学的帰納法、実数と虚数、テイラー展開って何?」くらいは知っていないと読んでいて意味不明なところもあるかも。

それにしてもx^n+y^n=z^nという単純な数式に関する証明になんで300年もかかるんだろう、誰かが本気でやったらパッと解けるんじゃないの?と思わせるこの最終定理の証明がこんなに大がかりなものだとは知らなかった。なんと証明論文は頁数にして200ページ以上になるそうだ。またチーム的アプローチが主流になっている現代の数学界でたった一人でこの証明に取り組んだワイルズの存在がこの定理をよりドラマチックにしている。

2005/09/23(金曜日)22:44

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