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2005年08月26日

手術場で寝るな!

怒られました、ハイ。大阪環状線の福島駅からほど近い某病院の糖尿病内科を水曜木曜と見学・実習に行っていたのだが、木曜に糖尿病内科部長の前で僕がうっかり「外科に興味があります」と言ってしまったためにその場で院内PHSで腹部外科の部長に連絡をとって手術見学の手筈を整えてしまったのだ。

僕の予定では金曜はゆっくり休むつもりだったのだが大いに予定が狂って、実際にはあまり興味の無かった結腸のオペを見る羽目に。しかもその手術は腹腔鏡下術(←内視鏡のようなカメラで覗きながら細いアームで手術を行う)。

お腹をぱっくり開いてしまうタイプの手術に比べて腹腔鏡下術は傷跡も身体への負担も少なく退院までに掛かる日数も縮まるというメリットがあるが、手術が難しい。それに、見学する学生の立場から言えば、時間の長さが厄介だ。開腹すれば1時間で終わる手術が腹腔鏡下術では6時間かかるようなこともザラにある。それゆえ外科医の中にも腹腔鏡が好きな医師と嫌いな医師にわかれる。どちらの方法でも可能な患者さんの場合に開腹するか腹腔鏡を選ぶかでその外科医の好みがわかる。

これまで手術を見学したことのある医学生なら共感していただけると思うコト、そしてこれからポリクリをする医学生が将来痛感するであろうコトは、「長い手術を見ているほどツマラナイものはない」ということ。手術室で緊迫感と集中力を持っているのはせいぜい執刀医と清潔看護婦くらいのもので、その他の医師や不潔看護婦(滅菌区域外の仕事を受け持つ担当)や麻酔医、そして医学生にとっては、なにか奥の方で細かい血管を結んだりしているのを6時間も飲まず食わず一言も喋らず指一本動かさずどこにも腰掛けずもたれずあくびせず立ちどおすのは大変な苦痛なのだ。

2005/08/26(金曜日)21:29

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